9月19日に付属高校2年生向けのオープンキャンパスが行われました。化学科では、「ルミノールの化学発光」というテーマで模擬実験を行いました。
ルミノールは血液中の鉄を触媒として酸化され、青白い化学発光を示す化合物です。微量の鉄に反応するため、血痕の鑑識捜査にも使われています。今回の模擬実験では、血液の代わりに赤血塩の溶液を用いた実験を行いました。二種類の溶液を混合すると溶液が青白く光り、参加者の皆さんも興味深く観察していました。
理学部化学科では、発光性有機色素(池田研究室)や無機蛍光体(冨田研究室)についての研究を行っています。詳しくは教員紹介をご覧ください。