化学科では,「自ら問題点を発見し,問題を解決する」能力が身につくことを目標にしています。化学科で4年間学ぶと,「基礎力」と「応用力」を得ることができます。

1年次(第1セメスター/第2セメスター)

化学の基礎と教養を学ぶ!

第1,第2セメスター(1年次)はまず,化学の基礎をしっかりと学びます。「基礎化学1」「基礎化学2」は,高校の化学と大学の化学を結ぶ科目です。「化学実験」では,実験を通して実験操作,ノートの作り方,レポートの書き方を学びます。また専門以外の広い視野を持つことも大切です。大学での学修全般を学ぶ入門ゼミナールをのほかに,数学,基礎・発展教養科目,体育科目,英語コミュニケーション科目も学びます。

2年次(第3セメスター/第4セメスター)

専門基礎化学を学ぶ!

第3セメスター(2年次)から,いよいよ専門基礎化学を学ぶことになります。化学科では,「分析化学」「無機化学」「有機化学」「物理化学」の4つの分野を,講義と実験で学びます。実験科目は「分析化学実験」と「無機化学実験」を2年次に履修します。これらはいずれも必修科目です。実験は複数の教員が指導するほか,技術職員,大学院生のTA(ティーチング・アシスタント)もサポートします。

3年次(第5セメスター/第6セメスター)

基礎から応用へ!

第5セメスター(3年次)になると,専門基礎化学(分析・無機・有機・物理化学)をベースにさまざまな応用化学の世界に入っていきます。例えば「環境化学」「量子化学」「生化学」など時代の先端を行く分野,「有機合成化学」「無機材料化学」「高分子化学」など新規物質の創製に関わる応用化学を学ぶこともができます。実験科目は「有機化学実験」と「物理化学実験」を3年次に履修します。また,温故知新,化学の歴史をひもとく「化学史」も開講されます。基礎から応用へ,化学の世界が大きく広がります。

4年次(第7セメスター/第8セメスター)

大学生活の集大成!

第7セメスター(4年次)から,大学生活の集大成,「卒業研究」に着手します。皆さんは研究室で,一人ひとりがテーマをもって研究に取り組みます。研究室は17号館4階〜6階にあります。各教員の研究テーマは教員紹介のページをご覧ください。卒業研究を通じて多くの学生が「自ら問題点を発見し,問題を解決する」能力を身につけ,社会にはばたいていきます。

卒業後の進路は下記のページをご覧ください

卒業生就職実績