このページでは、関根研究室の研究内容、雰囲気、卒業後の進路などを、 研究室に興味のある学生向けに紹介しています。
研究テーマや日々の活動の様子を知るきっかけとして、参考にしてください。

関根研ってどんなところ?
当研究室では、一人ひとりが 「環境と健康の化学」 をテーマに、人や社会に役立つ最先端の研究に取り組んでいます。
環境化学は、「環境を守り、よりよい暮らしをつくる」という明確な目的を持った分野です。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、実験やデータ解析を通して、“身のまわりの空気や、からだが発するサインを科学する”そんなイメージの研究が中心です。
研究を進める中で、新しい価値を生み出したり、社会の役に立つ発見につながったりすることもあります。
学生の皆さんには、ぜひ研究を通して自分なりの視点で環境や健康の問題に向き合えるようになって欲しいという思いがあります。
具体的にどんな研究をするの?
- からだが発する“サイン”を調べる研究(皮膚ガス・生体ガス)
- 室内や大気の「空気の質」を科学する
- 環境をきれいにする技術をつくる
※ 研究内容はこちらもご覧ください → 研究内容ページ(調整中)
研究を通して身につく力

研究テーマは学生によってさまざまですが、研究室として一貫して大切にしているのは 「自分の考えを相手に伝える力」 です。
その一つが プレゼンテーション能力 です。
どんなに良い研究でも、相手に伝わらなければ意味がありません。
ゼミや研究発表の機会を通じて、自分の考えを整理し、分かりやすく伝える練習をしていきます。
こうした経験は、社会に出てからも役立つ大切な力になります。
研究室の雰囲気

研究室の雰囲気は、明るくて話しやすい環境です。
お互いに助け合いながら、実験や発表の準備を進めています。
分からないことがあれば相談しやすく、先輩・後輩の間でも自然に声をかけ合う雰囲気があります。
また、研究や教育活動を通じて、学外の方々と交流する機会もあります。
外の世界と関わることで、新しい視点を得られることも多いです。
研究室としては、「仲間との協力」と「個人としての自立」のどちらも大切にしています。
どんな科目を取っておくといい?
研究を進めるうえで履修をおすすめするのは、化学科の専門科目の中で以下の科目です。
- 環境化学
- 品質管理概論
- 分析化学実験
- 無機化学実験
これらの科目は、環境化学の基礎や、実験を進めるための考え方を身につけるのに役立ちます。
また、環境問題に取り組むには、化学だけでなく幅広い視点や知識 も大切ですから、文系科目や英語科目もぜひ積極的に履修してください。
卒業後の進路は?
例年、4年生の進路は大学院進学と就職がおよそ半々というバランスです。
就職先は、環境や化学に関わる企業が多く、環境保全部門で働く卒業生もいます。
また、海外で活躍しているOBもいます。
研究室での経験(実験、分析、発表など)は、環境・健康・化学分野だけでなく、幅広い業界で役立っています。
就職先の例
学生さんがイメージしやすいように、これまでの主な就職先を一部紹介します。
大学院修了生
- 三井金属
- 住化分析センター
- ニプロ
- ブリヂストン
- ウッドワン
- エスアールエル
- アドバンテック
- 公立中学校教諭
- ステップ
- ハイテック
- 菱化システム
- ガステック
- 東海大学 など
学部卒(女子)
- 学習研究社
- JTB
- 三菱東京UFJ銀行
- 明治安田生命
- 新潟県環境衛生研究所
- 鳥居薬品
- ピーシーエル など
学部卒(男子)
- シー・アイ・シー
- 巴商会
- 稲葉製作所
- そごう
- 神奈川県警察
- 中学・高校教諭 など
大学院に進むと何ができるの?

大学院では、研究者として自立することを目標に、自分のテーマにじっくり取り組みます。
修士課程では、学会発表を年1回以上行うことを基本とし、テーマによっては海外での発表や論文投稿にも挑戦します。また、研究内容によっては、特許出願や企業との共同研究に参加することもあります。
実験や解析だけでなく、外部の研究者や企業の方と関わる機会も増え、研究の進め方や考え方をより深く学ぶことができます。
過去の研究テーマ例
大学院に進んだ先輩たちが過去にどんな研究に取り組んだか紹介しましょう。
たとえば「梅に含まれる成分が体臭(加齢臭など)にどんな影響を与えるのか」という研究です。
群馬県高崎市は梅の産地ですが、生産量の減少が課題になっていました。
そこで、梅の新しい価値を見つけるために、梅干しや梅エキスに含まれる成分を分析し、体臭改善の効果を科学的に調べる共同研究が行われました。
この研究には大学院生も参加し、
- 梅に含まれる成分の分析
- 皮膚ガス(体臭)の測定
- データ解析
- 研究成果の発表
などを担当しました。
身近な食品と体のしくみを結びつける、とても実践的でおもしろいテーマです。
また、皮膚ガスは「どんな条件で皮膚ガスがどう変わるのか」 を調べる研究は、研究室の大きなテーマの一つです。
たとえば、食品成分の影響を調べる研究では、オリゴ糖を摂取した人の皮膚ガスを分析したところ、良い香りの成分である γ-ラクトンが増えるといった変化が見られました。
このように、「食べ物」あるいは「生活習慣」「行動」など、さまざまな条件で皮膚ガスがどう変化するのかを調べる研究に、大学院生が積極的に関わっています。
研究を通じて測定、成分分析、データ整理、発表準備など、実験からアウトプットまで幅広い経験を積むことができます。
先輩たちの声

関根研の一番の特徴は「何にでも全力!!で取り組むこと」だと思います。
研究のメンバーは、研究に対してはもちろん遊びにも全力です。みんな研究で忙しい日々を送っていますが、関根研では誕生日会、忘年会、歓迎会などたくさんのイベントがあります。日々の研究に一生懸命に取り組んでいる分、イベントはとっても盛り上がります!!何事も全力で取り組むのは大変ですが、関根研ではその分充実した日々を過ごすことができると思います。(河村歩美)
当研究室の良さは、自分のペースで研究を行いつつ実力を確実に高めることが出来る風土にあると思います。なぜ実力がつくかと言いますと、いくつか理由が挙げられます。
- 大学院生の人数が多い!大学院生が4年生の指導を積極的にするため年齢の近い先輩から多くのことを学び、院生は教えることで実力があがります。
- テーマの幅が広い!環境化学を専門としていますので無機化学、有機化学、分析化学など一つに特化するのではなく、総合的な考察能力が養われます。
- 発表の機会が多い!当研究室では週に一度ゼミが開催され、最新論文をA3一枚にまとめ発表しています。論文の内容を把握し、まとめ、分かりやすく発表する。一朝一夕では身につかない力が得られます。
- 遊びも一生懸命!研究はもちろん大事ですが、研究室内のコミュニケーションが良好であることも非常に大切です。無礼講の飲み会や花火大会などイベントを行なうことで研究から私生活まで気軽に悩みを相談できる土壌ができます。
以上代表的なものを挙げてみましたが、他にも多くの特徴があります。もし、関根研究室が気になるようでしたら一度先生の居室へ遊びにいらしてください。(松尾哲也)
よくある質問
• 実験経験がなくても大丈夫?
→大丈夫です。
実験が初めての人でも、基礎から丁寧にサポートします。
特に4年生の最初は、先輩と一緒に作業しながら少しずつ慣れていけるようにしています。
• アルバイトと両立できる?
→可能です。
研究の進め方は人それぞれですが、授業やアルバイトと調整しながら進めている学生が多いです。
無理のない範囲で計画を立てていけば大丈夫です。
•テーマは選べる?
→基本的には、興味のある分野を相談しながら決めていきます。
研究室のテーマ(皮膚ガス、空気の質、環境浄化など)の中から、自分が取り組みたい方向性を一緒に探していきます。
•パソコンは必要?
→レポート作成やデータ整理に使うので、あると便利です。
大学のパソコンも使えますが、研究を進めるうえでは自分のパソコンがあると作業しやすくなります。
見学してみたい!という学生さんへ
研究室は湘南校舎17号館428号室にあります。
見学を希望される場合は、事前にご連絡ください。日程を調整して、研究内容や設備をご紹介します。
