Scientific ReportsTop100にランクイン
Nature Springer社が発行するScientific Reports誌に掲載された論文が、Top 100 in Chemistryにランクインしました。
Sato,S., Sekine,Y., Kakumu,Y., Hiramoto,T. (2020) “Measurement of diallyl disulfide and allyl methyl sulfide emanating from human skin surface and influence of ingestion of grilled garlic”, Scientific Reports, Springer-Nature, 10(465),1-9

国際会議TSIEQ2021で招待講演
202163日に台湾台南で開催された国際会議2021 Conference on Indoor Environmental Quality, Health, Infection Prevention and Intelligent Living in Asia(TSIEQ2021)にて、関根教授が下記演題で招待講演しました。
Human Biomonitoring of Indoor Chemicals via Skin Gas Analysis

日本臨床環境医学会学術集会を開催
2021626日~827日まで、第29回日本臨床環境医学会学術集会(会長・関根嘉香)をオンライン形式で開催しました。当初湘南キャンパスで開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、全面オンライン形式になりました。また、AIREX社戸髙惣史氏の発表が「会長賞」を受賞しました。

ガリベンガーVの生配信に出演
テレビ朝日「ガリベンガーV」の関連企画として、93日にYouTube生配信による特別講義を行いました。動画は下記からご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=FgCun9ZFFe0

中間発表会を湘南キャンパスで開催
新型コロナウイルス感染症により今年も夏合宿は実施できませんでしたが、中間発表会を97日(火)に17号館内で開催し、大学院生・学部生がそれぞれ個性あふれる研究発表を行い、充実した時間を過ごしました。
2021年9月8日更新)


NHK
「クロ現+」で新型コロナ対策実験

 NHK総合テレビ「クローズアップ現代+」(20205月放送)に関根教授が出演、避難所における新型コロナウイルス感染対策に関する実験を監修し、その結果について解説しました。この内容は同日放送の「あさイチ」でも取り上げられました。

NHKラジオ「健康ライフ」に出演
 NHKラジオ「健康ライフ」(2020727-31日、全5回)に関根教授が出演、体のニオイとの上手な付き合い方について解説しました。好評につきNHKのホームページ「読むらじる。」に内容が掲載されています。https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail.html?id=0011

三澤和洋君が博士(理学)の学位を取得
 2020925日に三澤和洋君が博士(理学)の学位を取得、関根研から6人目の博士が誕生しました。学位論文のテーマは「光触媒反応による微小粒子状物質(PM2.5)の無害化に関する研究」です。

室内環境学会で優秀学生賞をW受賞
 202012月に福島県郡山市でハイブリッド形式開催された2020年室内環境学会学術集会で研究発表を行い、M2の山内克也君、M1の内山汐里さんがそれぞれ大会長優秀学生賞を受賞しました。

山内克也ほか「微小粒子上物質(PM2.5)の酸化能に及ぼす多環芳香族炭化水素の影響」

内山汐里ほか「ヒト皮膚表面から放散される微量生体ガスに及ぼすラクチュロース摂取の影響(2)」

Indoor Air 2020にてPlenary lecture
 202011月にオンライン形式で開催されたIndoor Air 2020に参加し、関根教授が「Human skin gas and Indoor Environment」と題してPlenary Lecture(招待講演)を行いました。

関根研20周年総会は延期
 新型コロナウイルスの感染拡大のため、品川プリンスホテルで予定していた関根研20周年総会はやむなく延期となりました。また、毎年恒例の「さくらサイエンスプラン」による韓国ソウル大学付属高校生の受入れ、さらに202010月から予定していたブルガリア国ソフィア大学からの外国人研究者の受け入れも中止となりました。明けない夜はありません。近いうちにまた笑顔でお目にかかれることを楽しみにしております。

(2021年1月6日更新)

NHK総合テレビ「がってん!」に出演
 2018年8月1日放送の「がんてん!」にてニンニク摂取時の皮膚ガスの放散に関する実験が紹介されました。また紹介したデータの詳細は、Scientific Report誌に掲載されています。

Yahoo!科学ニュースで研究紹介
 2019年8月4日に毎日新聞医療プレミアムで紹介された皮膚ガス関連の記事「驚きの破壊力!中高年男性臭の元「皮膚ガス」とは」がYahoo!ニュースに取り上げられました。

日本食品科学工学会で企業賞受賞
 2019年8月に開催された日本食品科学工学会第66回大会@札幌にて研究発表し、「若手の会企業賞」を受賞しました。
<受賞演題>
 内山汐里,戸髙惣史,関根嘉香,浅井さとみ, 梅澤和夫, 﨑山亮, 境洋平, 越智浩, 阿部文明:ヒト皮膚ガスに及ぼす食品摂取の影響(3)ラクチュロース摂取によるアンモニア放散量の低減

科学情報サイトAtlas of Scienceに収載
 注目論文の概要を紹介する科学情報サイトAtlas of Science-another view on scienceに皮膚ガス研究が収載されました。

室内環境学会学術大会(沖縄)で研究発表
 
2019年12月に沖縄で開催された室内環境学会学術大会に参加し、研究発表を行いました。

(2019年12月更新)

日本テレビ「世界一受けたい授業」出演

 2017年9月23日放送の「世界一受けたい授業」1時間目に関根教授が講師として出演、葉加瀬マイさんの皮膚ガス検査、体臭のチェック法、体臭の改善方法について解説しました。

におい・かおり環境協会「学術賞」受賞
 公益社団法人においかおり環境協会より、生体の代謝反応により放散される皮膚ガスに関する研究に関して、関根教授に対して「学術賞」が授与されました。

ブルガリア国ソフィア大学にて招待講演
 ブルガリア国ソフィア大学において関根教授が「Air qualityb watch for human wellness and environment」と題して招待講演を行いました。

Healthy Buildings2017にて招待講演
 台湾国立成功大学(台南)にて開催されたHealthy Buildings2017 Asiaにおいて、関根教授が「Human skin gas in indoor environment」と題して招待講演を行いました。また池田四郎研究員(ガステック)が関連研究を口頭発表しました。

青柳玲児氏が博士(工学)取得
 青柳玲児氏(ガステック社)が東海大学大学院地球環境研究科に博士論文を提出し、博士(工学)を取得しました。

(2018年3月)

NHK BSプレミアム「美と若さの新常識」出演
 2017年5月11日(水)21:00~放送の「美と若さの新常識~カラダのヒミツ」にて当研究室の皮膚ガス研究が番組を盛り上げます。学生がお酒を飲んだり、ニンニクを食べると体臭がどう変わるか、対策の効果は?スタジオゲスト(高橋真麻さん、吉木りささん、はるな愛さん)の皮膚ガス診断やアンモニアインジケータを使った「緊張度」チェックなど、面白く学べる内容になっています。

米国協会よりBest Reviewer Award受賞
 米国Air&Wate Management Associationより関根教授にBest Reviewer Awardが授与されました。これはこの協会が発行する学術雑誌に投稿された論文の査読者から選出される賞です。

注目の大学研究室!として紹介
 Technologist' magazineの「注目の大学研究室Vol.8」に当研究室が紹介されました(↓)。
 皮膚から出るガスを疾病予防に役立てる

「空気清浄」誌で生体ガス特集
 日本空気清浄協会(JACA)の機関誌「空気清浄」54巻5号にて、生体ガス(呼気、腸内ガス、皮膚ガス)の医療応用に関する最新の研究動向が特集されました。
 特集にあたって(関根嘉香)
 空気清浄協会ホームページ目次

書籍「Resilience」を分担執筆
 Springer社から刊行された書籍「Rethinking Resilinece, Adaptation and Transformation in a Time of Change(Yan, W., Galloway, W. eds)」の第5章「Disasters and Their Impacts on Air Qulaity in the Human Living Environment」を産業総合技術研究所・篠原直秀先生と分担執筆しました。

TBS「健康カプセル!ゲンキの時間」出演
 2016年6月26日(日)7:00~TBS「健康カプセル!ゲンキの時間」にて、我が家の谷田部俊さんの加齢臭をパッシブ・フラックス・サンプラー法で測定し、紹介しました。撮影はAIREX社技術研究所(東海大学湘南校舎17号館)で行いました。

(2017年4月)


関根研15周年総会を開催

2016年2月21日、東海大学前ミシェルにて、15周年記念総会を開催しました。卒業生、現役生、4月から入る新4年生を含め65名の参加があり、未来につながる交流の場となりました。当日の様子はこちら

タイ国Modernine TV「ANOVATION」出演
タイ国Modernine TV放送の『ANOVATION(アノベーション)』に出演、皮膚ガス研究を紹介しました(放映日:2015年10月3日)。この番組は、日本の先端技術を面白く紹介するバラエティです。藤崎ポンパンさんの楽しいリアクションと共にYoutube公式チャンネルからご覧ください(約15分間)。

PITTCON2016にて研究成果を発表
2016年3月、アメリカ国アトランタで開催されたPITTCON2016に参加し、大学院生が口頭発表、ポスター発表を行いました。当日の様子はこちら

(2016年3月)

書籍「住まいの化学物質」刊行
 「住まいの化学物質 リスクとベネフィット」(一般社団法人室内環境学会編、関根嘉香監修)を東京電機大学出版局から刊行しました。人の暮らしにおいて、「建てる」、「暮らす」、「生きる」、「備える」に関わる、化学物質が引き起こす室内環境問題について幅広く解説しています。(2015年12月)
http://www.tdupress.jp/books/isbn978-4-501-62940-3.html

書籍「品質管理の統計学」が好評につき重版(第3刷)
 「品質管理の統計学」(関根嘉香著、オーム社)の重版(第3刷)が決定しました。複数の大学で教科書として採用されているほか、企業研修のテキストにも利用されているようです。(2015年12月)

Techinnovation2015でブース展示
 シンガポール政府機関IPI(Intellectual Property Intermediary)の招請により、技術マッチングイベントTechninnovation2015に参加し、皮膚ガス研究に関するブース展示を行いました。2日間、様々な国の大学・企業関係者がブースに訪れ、広く研究内容を紹介することが出来ました。(2015年9月)

テレビ東京「トレたま」コーナーに出演
 テレビ東京ワールドビジネスサテライトの名物コーナー「トレたま」にて当研究室が開発中のアンモニア・インジケータが紹介されました。これは皮膚表面から放散されるアンモニアを色の変化で検出し、体の疲れ具合、精神的ストレスの状態を調べる器具です。スタジオでは、大江真理子アナも装着し、色が変わっていました。(2015年5月)

TBSテレビ「未来の起源」に出演
 TBSテレビ「未来の起源」に未来技術に挑む若手研究者として池田四郎君(関根研研究員、ガステック社)が取り上げられ、アンモニア・インジケータが紹介されました。「あなたの健康、何色ですか?」(2015年6月)

さくらサイエンスで韓国高校生を招聘
 科学技術振興機構(JST)さくらサイエンスプランの採択を受け、韓国ソウル大学付属高校生20名を招聘し、日本の科学技術を体験学習して頂きました。当研究室で開発したパッシブ・サンプラー法による大気観測を中心に鎌倉、箱根、東京などで路上環境学を実践。(2015年1月)

中国桂林市を訪問し学術交流
 中国広西チワン族自治区桂林市を訪問し、桂林理工大学で開催された学術交流会にて「ホルムアルデヒドアルデヒドに起因する室内空気汚染対策技術の開発」と題して招待講演を行いました。また現地の環境関連企業の活動も視察しました。(2015年6月)

におい・かおり環境学会でベストプレゼン賞受賞
第28回におい・かおり環境学会@大同大学にて研究発表し、口頭発表・ポスター発表の各部門でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
関根嘉香ほか「熱傷患者から放散される創部揮発性ガスの臨床応用に関する研究」(口頭発表部門)
木村桂大ほか「ヒト皮膚から放散されるジアセチル及び2-ノネナールの受動的測定法の開発」(ポスター発表部門)(2015年8月)

平成26年室内環境学会で大会長奨励賞受賞
 平成26年室内環境学会学術大会@工学院大学にて研究発表し、大会長奨励賞(ポスター賞)を受賞しました。
太田栞ほか「DTTアッセイによる空気中粒子状物質の酸化ストレスの測定」(2014年12月)
 また室内環境学会賞・論文賞も受賞し、合わせて表彰されました。
小座野貴弘・関根嘉香「小座野貴弘,関根嘉香:二酸化マンガンを用いたホルマリン燻蒸後の残留ホルムアルデヒドガスの酸化分解に関する研究,室内環境,16(2),69-77(2013)」



平成24年度室内環境学会学術大会開催

 2012年12月15~16日、東海大学高輪キャンパスにて平成24年度室内環境学会学術大会(大会長・関根嘉香)が開催されました。一般研究発表のほか、韓国室内環境学会(KOSIE)・台湾室内環境品質学会・日本室内環境学会の3学会合同による国際シンポジウム、公開講座「室内環境学のすすめ」、学生懇談会、機器展示などが実施されました。懇親会ではパーカーショントリオ「ミニマムズ」の生演奏もあり、大盛況でした。

東日本大震災・福島原発事故への対応
当研究室では、東日本大震災・福島原発事故への対応として①被災学生の探索・支援、②応急仮設住宅における室内空気質調査(室内環境,14(2),113-121(2011)に発表)、③放射性ヨウ素分子の迅速酸化除去の提案(東京電力にて実証実験:非公開)、④大気エアロゾル粒子中の放射性物質の測定(空気清浄,50(1),25-33(2012)に発表)を行いました。

プレゼンテーション賞を多数受賞
1)高橋万葉, 関根嘉香, 古川英伸, “ヒト皮膚から放散するアセトアルデヒドの室内空気質に及ぼす影響”第25回におい・かおり環境学会ベストプレゼンテーション賞ポスター発表部門 (2012.8)
2)古川英伸, 関根嘉香, 高橋万葉, “ヒト皮膚から発生するアンモニアの拡散濃度の推定,第25回におい・かおり環境学会ベストプレゼンテーション賞口頭発表部門 (2012.8)
3)高橋万葉, 関根嘉香, 古川英伸, 浅井さとみ,宮地勇人,“ヒト皮膚から放散するアルデヒド・ケトン類の受動的測定”,平成24年度ものづくり技術交流会ポスター賞(2012.11)
4)関根嗣晃, 関根嘉香, 池田四郎, “揮発性有機化合物(VOCs)の海洋性発光バクテリアVibrio fischeriに対するシナジー効果およびホルミシス効果”,平成24年度室内環境学会学術大会ポスター賞(2012.12)
5)吉田友之、宮尾悠、岡 徹、池田四郎、及川雅史、関根嘉香,“シリコン樹脂フローリング用コーティング材のハウスダスト付着性に関する研究–その2”, 平成23年度室内環境学会学術大会大会長奨励賞(2012.12)

「品質管理の統計学」(オーム社)を刊行
 「品質管理の統計学-製造現場に生かす統計手法-」(関根嘉香著)をオーム社より刊行しました。製造業にかかわる研究者・技術者および大学生を対象に、製造プロセスによって得られる品質データの管理に必要な統計学的手法を説明文と例題、演習問題を通じてわかりやすく解説しています。

関根研卒業生がAIREX株式会社を起業
 笈川大介氏(関根研OB)がAIREX株式会社(本社・東京)を起業、技術研究所を東海大学湘南校舎17号館6階に開設しました。関根研はAIREXを応援します!

(2013年3月更新)

IndoorAir 2011 Best Poster Award受賞

 米国テキサス州オースチンで2011年6月5~10日に開催されたIndoor Air 2011(国際室内空気質・気候会議)にて研究発表。高尾洋輔君の発表が、ベストポスター賞を第1位で受賞、テキサス州議会から表彰状とテキサス州旗を贈呈されました。PDF
Takao, Y., Sekine. Y., Kimura, E: Oxidative decomposition of formaldehyde at room temperature by manganese dioxide blended with ceria

環境化学討論会参加&水俣市を視察

 2011年7月16~17日に熊本県立大学で開催された第20回環境化学討論会に参加し、研究発表(口頭2件、ポスター8件)を行いました。タイ国チェンマイ大学のチャイパニ教授夫妻も合流し、九州新幹線で水俣市を訪問、恋龍祭に参加。水俣市長、慶應義塾大学ティースマイヤ教授グループと水俣祭に参加して交流を深め、水俣問題の現場を視察しました。尚、水俣祭には全員浴衣で参加。PDF


(2012年1月更新)

東日本大震災への対応

東海大学理学部化学科関根研究室
卒業生・現役生の皆様

 この度は東日本大震災に被災した学生支援のための「奨学義援金」に対して、ご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。皆さまよりより多くのご厚志をお寄せ頂き、総額40万6000円を集めることができました。お寄せ頂いたご厚志は、被災状況に応じて3名の学生に配分させて頂きました。現在、この3名は大学院修士課程1年次に在籍し、活発に研究活動に励んでおります。

またこの場をお借りして、東日本大震災に関連する当研究室の取組みを紹介させて頂きます。

(1)応急仮設住宅のシックハウス対策:現在約7万戸の建設が予定されている仮設住宅において、シックハウス症候群の発生が懸念されます。県や市に対してパッシブ・サンプラー法による無償での室内空気質調査と対策技術の提供を申し入れました。
(2)福島第1火力発電所事故に伴う放射性ヨウ素対策:原子炉から漏出する放射性ヨウ素を二酸化マンガンで急速酸化除去する方法を考案し、内閣府原子力委員会、経済産業省原子力安全・保安院、東京電力に緊急提案しました。
(3)神奈川県平塚市に飛来した放射性物質の環境挙動に関する研究: 17号館ベランダで採取した大気エアロゾルを分析し、原発事故前後の放射線量の変化、化学成分や生物毒性への影響を調べています。

 これからも「明るく、楽しく、激しく」をモットーに研究・教育活動を展開してまいります。ご厚情にあらためて御礼申し上げます。益々のご活躍をお祈り申し上げます。


関根嘉香(せきねよしか)
東海大学理学部化学科教授
(2011年4月29日更新)

Thanonsak Nochaiya氏が訪問研究
 タイ王国チェンマイ大学理学部博士課程のThanongsak Nochaiya氏が、国費留学生として3月から研究室に滞在し、訪問研究を行っています。光触媒を混合したセメント材料によるホルムアルデヒド分解除去技術の実験を行っています。愛称Tommy。

Irena Kostova教授が訪問研究
 東海大学‐ブルガリア国の学術交流協定に基づき、ソフィア大学Irena Kostova教授が2010年10月から3ヶ月間研究室に滞在し、訪問研究されました。先生のご専門は石炭フライアッシュの環境影響で、日本の火力発電所も視察され、特別講義もして頂きました。

室内環境学会論文賞を受賞
 平成22年度室内環境学会賞・論文賞を受賞しました。
池田四郎、及川雅史、関根嘉香「海洋性発光バクテリアの生物発光阻害を利用した室内微粒子汚染のバイオモニタリング」室内環境,12(2),133-141(2010)


(2011年3月更新)

10周年記念総会を開催!
 関根研究室が発足し、10年になります。この間、延べ70名の方が在籍し、人と社会の役に立つ環境化学の研究に取り組みました。10周年を記念し、2009年10月31日オークラフロンティアホテル海老名にて卒業生と現役生の集いを開催し、48名が出席しました。「人と人のつながり」が研究室発展の原動力です。明るく、楽しく、激しく!そして未来へ。

(2010年10月更新)

四川省成都市に海外ゼミ合宿
 2008年9月8-11日、海外ゼミ合宿として中国四川省成都市を訪問。大学院生を含む7名の学生が参加し、中国内陸部の生態環境を視察、成都大熊猫(パンダ)繁育研究基地、四川農業国際交流協会などを訪問、また「農業・環境・震災復興」国際シンポジウムに参加しました。

室内環境学会論文賞・ポスター賞受賞
 2008年12月タワーホール船堀にて開催された平成20年度室内環境学会総会にて、各賞を受賞しました。
<第1回室内環境学会論文賞>
 宮城圭輔・関根嘉香ほか「室内空気中のガス状および粒子状ギ酸濃度の測定方法の開発」
<室内環境学会ポスター賞>
 池田四郎・関根嘉香・及川雅史「発光性バクテリアの生物発光量に及ぼす室内塵の影響」

山中湖セミナーハウスで夏合宿を開催!
 毎年恒例の夏合宿を東海大学山中湖セミナーハウスで開催しました。今年は、サンスター技研(株)井手口真澄研究員、冨田研究室(無機化学)も参加し、研究テーマについての中間発表を2日にわった行ないました。打ち上げバーベキューは大雨の中、敢行しました。

イタリア・トリノで研究発表(大学院生)
 2008年9月にイタリア・トリノで開催された2nd EuChmes Chemistry Congressにて大学院生・門由紀子君、福田充君がポスター発表しました。

アメリカ・シカゴで研究発表(大学院生)
 2009年3月にアメリカ・シカゴで開催されたPITTCON2009にて、大学院生・池田四郎君、関口貴粛君、村田真一郎君がポスター発表しました。
詳細はこちら

環境化学フォーラム開催
 2009年5月に太陽ASG監査法人・多田敏夫会長(元新日本石油化学(株)顧問)をお招きし、「IT革命の中で激変するビジネス構造」と題してご講演を頂きました。

(2009年3月更新)

神奈川県ものづくり技術交流会ポスター賞受賞
 2007年10月、神奈川県ものづくり技術交流会に参加、大学院生が研究発表を行ないました。その中で、下記演題の発表者(津田佑子)がポスター賞を受賞、表彰状と副賞が授与されました。
<受賞対象演題>
 ホルムアルデヒドの固相比色認識材料の開発
 ○津田佑子,関根嘉香(東海大学)

漢陽大学にて室内空気汚染招待講演
 2007年9月韓国・ソウルの漢陽大学で開催されたInternational Forum for Museumに参加し、招待講演を行ないました。講演題目は下記の通り。
 Sekine,Y. "Chemical Substances in Indoor Air of Museum"

山中湖で夏合宿!
 毎年恒例の夏合宿を東海大学山中湖セミナーハウスで開催しました。今年は冨田研究室(無機化学)も参加し、各自の研究テーマについての中間発表を2日にわった行ないました。

中国成都市・瀋陽市を訪問
 中国の環境問題の現状を視察するため、7月に四川省成都市、8月に遼寧省瀋陽市を訪問しました。成都市ではパンダ食用竹植林事業、都市部河川の水質汚濁などを視察、この成果の一部は、書籍「SFC総合政策学シリーズ 日中環境政策協調の実践 」(慶應義塾大学出版会)に記述しました。瀋陽市では副市長、瀋陽環境保護局などを訪問、包括的共同研究の打ち合わせを行ないました。

室内環境学会ポスター賞受賞
 2007年12月、平成19年度室内環境学会研究発表会に参加、大学院生・学部生が研究発表を行ないました。その中で、下記演題がポスター賞を受賞、表彰状と副賞が授与されました。
<受賞対象演題>
 ホルムアルデヒドの固相比色認識材料の開発
 ○津田佑子,関根嘉香,香取理紗(東海大学)

IGAS2007(東京ビッグサイト)出展
 2007年9月、東京ビッグサイトで開催されたInternational Graphics Arts Show 2007(IGAS2007)先進技術ゾーンにブースを出展、当研究室の研究成果を紹介しました。会期中多くの来場者に足を運んで頂きました。

PITTCON2008にて研究発表
 2008年3月、アメリカ・ニューオリンズで開催されたPITTCON2008にて、パッシブ・フラックス・サンプラーに関して研究発表しました。

(2008年4月更新)

IAQ2006Meeting(ドイツ)にて招待講演(関根)
 2006年11月ドイツ・ブラウンシュバイクのフラウンホーファーWKI研究所で開催されたIndoor Air Quality 2006 Meetingに参加し、招待講演を行いました。この学術集会は、美術館・博物館における室内空気汚染をテーマにし、空気汚染物質が美術品・文化財に与える影響、適切な保存環境のあり方について活発な議論が行なわれました。講演題目は下記の通り。
 Sekine, Y.: Indoor Air standards in Japan for healthy environment

中国遼寧省瀋陽市訪問(関根)
 2006年8月、慶應義塾大学商学部長・桜本光教授に同行し、中国遼寧省瀋陽市を訪問、康平県の植林現場の視察、瀋陽市環境保護局における討論会、瀋陽東北大学における学生交流会に参加しました。瀋陽市環境保護局では以下のタイトルで講演を行ないました。
 関根嘉香:空気質のグローバル・ガバナンス

山中湖で夏合宿!
 毎年恒例の2006年度夏合宿を東海大学山中湖セミナーハウスで開催しました。各自の研究テーマについての中間発表を2日にわった行ないました。

室内環境学会にて研究発表、ポスター賞受賞
 2006年11月、平成18年度室内環境学会研究発表会に参加、大学院生・学部生が研究発表を行ないました。その中で、下記演題がポスター賞を受賞、柳沢幸雄会長よりより、表彰状と副賞が授与されました。
<受賞対象演題>
 室内環境中のギ酸生成メカニズムの解明
 ○出口勇次,関根嘉香,宮城圭輔,大西雅之(東海大学)
   松延邦明,有本雄美(ガステック)

建学祭・最優秀賞受賞(ケミカルらぼ)
 東海大学第52回建学祭において、化学科学生有志による「ケミカルらぼ」の展示が最優秀賞に選ばれました。ケミカルラボは、理科の面白さを子供たちに伝える活動を行なっており、建学祭では小学生向けにスライム作り、底なし沼、カイロの製作などを行ないました。

エコプロダクツ2006出展(環境ワークショップ)
 2006年12月、学生サークル「環境ワークショップ」がエコプロダクツ2006(東京ビッグサイト)に出展しました。環境ワークショップは大学生の環境意識の向上を目的に活動しており、今回は「割り箸と環境」をテーマに展示しました。

(2007年1月update)

韓国学会にて招待講演
 韓国ではシックハウス問題が深刻化、室内空気汚染物質の測定・対策技術に対するニーズが高まっています。早期解決の一助として、韓国環境保健学会等で日本の事例、先進技術を紹介させて頂きました。
 2005年6月 韓国環境保健学会国際会議招待講演(密陽国立大学)
         Sekine,Y.,Sick House/Building Syndrome in Japan
 2005年11月 韓国リモデリング協会国際セミナー特別講演(ソウル)

Dr Simon Wattsを招聘
 2005年12月、オックスフォード・ブルックス大学分子生物科学学部 サイモン・ワッツ博士(イギリス)を当研究室に招聘、パッシブ・サンプリング法による環境・健康測定に関する議論を交わしました。

プレスリリース!ホルムアルデヒド検知剤
 ホルムアルデヒドと反応して白色から赤紫色に変色する新規比色認識試薬を開発、株式会社ティーエスエルより商品化が進めています。産学連携事例として各誌にプレスリリースしました。
主な掲載紙:日本経済新聞、東海大学新聞知財特集号
        日経BPムック「変革する大学シリーズ」(2005)ほか

大学院生、国際学会で研究発表
 2005年9月、中国北京で開催されたIndoorAir2005において、関根嘉香、大西雅之(M1)がそれぞれ研究発表しました。また12月米国ハワイで開催された環太平洋国際化学会議(Pacifichem2005)において、関根嘉香、大橋孝伸(M2)、宮城圭輔(M2)、豊岡里美(M2)、大西雅之(M1)がそれぞれ研究発表を行いました。

「街角のエコロジー」配布
 
世界のゴミ箱の写真集「街角のエコロジー」を作成。関根が海外の街角で見つけたユニークなゴミ箱の写真で構成した小冊子。ゴミ箱は環境問題を考える良い題材です。関根研資料配布コーナーでお配りしています。

環境化学フォーラム開催
 当研究室ではゼミナールの一環として外部より講師をお招きし、「環境化学フォーラム」と題してご講演を頂いています。環境化学と他の学問分野、実社会との関わりを国際的な視点から考える広場としています。
<過去の開催記録>
2003年2月 小座野貴弘氏(五洋建設)
        数値熱流体解析のシックハウス対策への応用
2005年3月 河島裕子氏(室内環境学会)
        シックハウス問題-被害者の立場から
2005年5月 王 雪萍氏(慶応義塾大学政策・メディア研究科)
        改革・開放後の中国の人材育成政策の変容と日中関係
2005年12月 Dr Simon Watts (Oxford Brookes University)
         Atmospheres in Cities

山中湖で夏合宿!
 毎年恒例の2005年度夏合宿を東海大学山中湖セミナーハウスで開催しました。各自の研究発表で勉強した後、花火大会!

(2006.2 update)

知の創造・連合大学院発足!
 2005年4月より東海大学連合大学院(博士課程)が発足し、関根研究室は、地球環境科学研究科地球環境科学専攻地球環境システム学コースに加わりました。詳しくは下記のHPをご参照ください。
http://www.pr.tokai.ac.jp/japan/rengou_daigakuin/

橋本進一郎君博士号取得
 研究員・橋本進一郎君が、東海大学学位授与式(3月24日、松前記念館)にて学位記・博士(学術)を授与されました。学位請求論文のタイトルは以下の通り。
「中国における大気中二酸化硫黄濃度の地域的・経年的傾向を表示する汚染指標の整合性に関する研究

「四川省の環境問題」出版
書籍「四川省の環境問題」(山田辰雄・楊治敏編)が慶応義塾大学出版会より刊行されました。本書は、グローバル・セキュリティー・リサーチ研究「わが国の森林資源を将来の大陸起源の環境汚染から防衛する基本的方策の研究」の研究成果を取りまとめたものであり、関根は第1部第2、4、6章を分担執筆しました。
 出版元:慶應義塾大学出版会、定価:3200円。

Teaching Award 2年連続受賞
東海大学2004年度Teaching Award優秀賞を頂きました。同賞の授与式(2004年3月22日、東海大学湘南校舎)において、高野二郎学長より表彰状と副賞が授与されました。
<受賞対象業績>
 関根嘉香:2003年度授業アンケート(講義科目用)総合評価

パンフレット「雨の軌跡」配布
 講義科目「地球環境化学」ではレポート課題として「酸性雨の被害があると思われる文化財の写真を撮ってくること」を課しています。このレポート課題で提出された写真をもとに「雨の軌跡-大学生の酸性雨レポートより」を作成しました。A4版、オールカラー、8ページの小冊子です。ご希望の方は、送付先、希望部数を明記の上、e-mailにて関根までご連絡ください。
sekine@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp

キャンパスらぼ授業ボランティア
 ユニークプロジェクト「キャンパスらぼ」(学生代表・森田純也)は、小学生を対象に理科の面白さを伝える活動を精力的に行っています。2004年度は秦野市立鶴巻小学校の楽しい理科実験、大磯町立国府小学校の総合学習「自然と環境」、東海大学建学祭での理科実験などを行いました。

(2005.3 update)

英国オックスフォードより帰国
 2004年4月より関根は英国オックスフォード・ブルックス大学に研究留学し、9月初旬に帰国いたしました。滞在中、Dr. Simon Wattsと空気汚染物質のパッシブ・モ二タリング法の研究を行いました。同大学とは今後も継続して共同研究を進めていきます。

修士2年、ロンドンにて研究発表
 8月下旬、英国ロンドンにて開催された13th World Clean Air and Environmental Protection Congress and Exhibitionにて、関根嘉香、松尾哲也(M2)、平野顕之(M2)、高橋大地(M2)がそれぞれ研究発表を行いました。

室内環境学会ポスター賞を2年連続受賞
 平成16年度室内環境学会ポスター賞を頂きました。 環境管理学会・室内環境学会合同発表会(2004年10月11日、東海大学代々木校舎)において松村年郎大会長より、表彰状と副賞を授与されました。本賞の受賞は、昨年に続き2年連続になります。
<受賞対象演題>
 ホルムアルデヒドの新規比色認識試薬の開発
 関根嘉香、○田代美穂、斎藤和延

2004年度夏合宿を山中湖で開催
 9月14-15日に毎年恒例の夏合宿を山中湖セミナーハウスで開催しました。各自の研究発表、ロンドン学会報告(松尾)などで勉強した後、キリンのウィスキー工場を見学しました。

東海大学建学祭にてポスター展
 11月1-4日、東海大学建学祭にて関根研究室ポスター展を開催します。湘南校舎17号館2階NEXUSホールにて、国内外の学会でポスターセッションに用いたポスターを掲示する他、産学連携で開発したエコプロダクツも展示します。是非ご来場ください。

(2004.10 update)

松前重義賞(学術部門)を受賞
 2003年度学校法人東海大学・松前重義賞(学術部門)を頂きました。同賞の授与式(2004年1月23日、東海大学交友会館)において松前達郎総長より表彰状と副賞を授与されました。
<受賞対象研究>
 関根嘉香:シックハウス症候群の予防・改善に関する環境化学的研究

室内環境学会ポスター賞を受賞
 平成15年度室内環境学会ポスター賞を頂きました。室内環境学会(2003年12月19日、北とぴあ)において柳澤幸雄会長より、表彰状と副賞を授与されました。
<受賞対象演題>
 大学の教育課程における化学物質個人曝露濃度に対するリスクコミュニケーションの効果
 ○益田文教、関根嘉香、平野良江(学部4年)

2003年度Teaching Award受賞
 東海大学教育研究所より、2003年度Teaching Awardを頂きました。同賞の授与式(2004年3月23日、東海大学湘南校舎)において、高野二郎学長より、表彰状が授与されました。
<受賞対象業績>
 関根嘉香:2002年度授業アンケート(講義科目用)総合評価、授業における達成感

「中国の空 日本の森」刊行
 書籍「中国の森 日本の空」(橋本芳一、関根嘉香、王雪萍著)が刊行、好評発売中です。中国の環境危機を未然に防止するために行ってきた日中協力研究の活動の記録と今後の展望が記されています。関根は第二部「見えない空気を見る」を執筆、環境化学を志す若い世代に読んで頂きたいと思っています。
 出版元:慶應義塾大学出版会、定価:1890円。

21世紀COE「ヒューマン・セキュリティー」
 文部科学省21世紀COEプログラム「日本・アジアの総合政策学先導拠点」(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)に学外研究員として参加しています。環境問題におけるヒューマン・セキュリティー研究を推進していきます。

(2004.3update)

第12回環境化学技術賞を受賞

 日本環境化学会・第12回環境化学技術賞を頂きました。環境化学討論会総会(6月25日、朱鷺メッセ)において森田昌敏会長より表彰状と記念メダルを授与されました。
<受賞対象論文>
 関根嘉香,廣田ちはる,佛願道男:空気中揮発性有機化合物(VOCs)濃度測定用溶媒脱離型パッシブサンプラーの性能評価,環境化学,12,847-854(2002)

望星丸による第2回海洋大気調査
 昨年に引き続き、東海大学海洋調査研修船「望星丸」との共同で、太平洋上の海洋大気調査を実施しました。観測は2月15日~3月31日まで、第34回海外研修航海の航路上(清水~タヒチ)で行い、陸域で発生した大気汚染物質の海洋大気への影響、海洋大気中の化学反応に伴うハロゲン元素の挙動について調査をしました。

2003年度ゼミ合宿を開催
 8月9日~11日、恒例の「夏のゼミ合宿」が、山中湖セミナーハウスで開催されました。今年は過去最高15名が参加し、PowerPointを用いた研究発表、活発な質疑応答が行われました。2日目の午後は、山梨県環境科学研究所を訪問、最終日は富士急ハイランドでレクリエーションを実施し、夏空の下、充実したゼミ合宿となりました。またOBの山﨑真吾君がビールを持って応援に駆けつけてくれました。感謝!

(2003.8 update)