環境情報アーカイブ
国設大気測定網(NASN)浮遊粒子状物質観測結果:欠損値補完データ
 環境省(旧環境庁)では国設大気測定網(National Air Surveillance Network,NASN)の一環として、1974年4月から1997年3月まで全国の測定点において浮遊粒子状物質(Suspended Particulate Matter, SPM)およびその元素濃度の観測を実施しました。この観測データには、過去23年間のSPM濃度および31元素濃度の地域分布、経時変化が記録されており、大気環境に関わる研究資料として有用です。しかしながら観測データにはいくつかの欠損値があり、不完全なデータマトリックスとなっています。当研究室では、このデータの欠損値を補完を試み、新たなデータマトリックスを作成しました。尚、オリジナルデータは日本環境衛生センター:国設大気測定網(NASN)浮遊ふんじんおよび浮遊粒子状物質分析結果報告書(1975-1997)から引用しました。
欠損値の補完方法(PDF)

欠損値補完済みデータマトリックス(地点別)
 地点名をクリックするとPDF文書でご覧いただけます。
札 幌

新 潟

仙 台

東 京

川 崎

名古屋

大 阪

尼 崎

松 江

倉 敷

宇 部

大牟田

野 幌

箟 岳

京都八幡

筑後小郡

注)もとの欠損値は背景をグレーにして表示しました。赤数字は線形補間、青数字は前後年平均により、緑数字は一次回帰により補完。尚、十分な信頼性が得られない補完値は表示せず、そのまま欠損値としました。表中”<”は検出下限以下を表しています。